この9月に入ってから特許庁から届いた審査の合格通知(登録査定)は本日で46件目になりました。
今日は13日ですが、9月の半分まで行く前にこのペースです。
このため本日も朝から特許事務所の全回線が埋まるくらいにお客さまから電話がかかってきます。
まさに職場は戦争状態です。
現在お客さまが殺到している関係でしばらくお待ち頂くことがありますが、順番にご案内していきますのでご安心下さるようお願いいたします。
なお特許庁に商標登録されるかどうかは審査の順番ではなくて出願の順番です。
このため、例えば競合する同じ内容の商標登録出願があった場合、特許庁に願書を提出した日の前後で商標登録されるかどうかが決まります。
後から出願した商標登録出願が、先に出願したものを追い抜いて審査に合格することはありませんのでご安心ください。
でも裏を返すと、こちらが商標を使い始めたのが先でも、願書を特許庁に提出したのが後なら、特許庁に先に願書を提出した者に権利を持っていかれることになります。
日本で最初に特定の商標を使い始めた場合でも、最初に使った人が商標権者になるのではありません。
最初に手続きをした人が商標権者になるのです。
この点は特にうっかりしやすいところですので、十分注意して下さいね。
ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
電話
03-6667-0247