日本国において商標登録をするには特許庁に商標登録出願をする必要があります。
特許庁は東京・虎ノ門の一カ所だけです。
ここで全件審査が行われています。
商標登録出願は一年間で10万件以上がなされていて、これを審査官が人海戦術で審査しています。
以前は審査に1年以上かかる場合がありましたが、最近は審査が早くなり、6ヶ月前後で結果が分かる場合があります。
実際には特許庁に出願してから登録査定が得られるまで5ヶ月から1年程度はかかります。
今日電話でお話したクライアントさんはその旨を説明すると、「こりゃ、長丁場やなぁ〜」、と感心していました。
登録査定になるかどうかは微妙なラインにあるものが多いのですが、審査官のする判断は○か×かのデジタルです。
審査に通ると分かっているケースでも審査の結果はやはり気になります。