本日も特許庁から商標登録を認める登録査定の通知が5件まとめてきました。
商標登録の登録査定って何ですか、との質問を受けることがあります。
登録査定とは、商標登録出願した内容について特許庁で審査を行い、その結果登録を認めてもよいと判断したときに行う行政処分のことをいいます。
ただし登録査定があった段階では商標権は発生しません。
登録料を納付することにより商標登録の手続きを経て商標権が発生します。
入学試験の場合を考えていただければわかりやすいかと思います。
この登録査定というのは入学試験の合格通知みたいなものです。
合格通知があった段階ではまだ入学することはできません。
合格通知を受け取った後に入学手続きと入学金納付手続きが待っています。
これらの一連の手続きを行うことにより入学することができます。
登録査定があった旨を私のクライアントさんに伝えたところ、非常に喜んでもらえました。
まさにこの瞬間が弁理士冥利に尽きる、といっても過言ではありません。
このクライアントさんは拒絶査定を乗り越えられて登録査定に至ったのですから、喜びもひとしおだと思います。
登録査定のあった方には順次ご案内していきますので、楽しみにしてお待ちくださいね。
ファーイースト国際特許事務所
弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247