商標登録を申請すると、提出した書面が定められた様式に沿っているかどうか方式チェックが最初にあります。ここを突破できたら商標の実際の審査が始まります。
商標審査突破のカギは、審査の判断基準にあり!
商標が登録されるか否か、その全ては商標法の規定によります。商標法に基づく厳格な審査を通過することが商標登録の必須条件となっているのです。
この審査には主に二つの大切なポイントがあります。
商標登録の審査における拒絶理由通知への対応
今回は商標登録プロセスの中で遭遇する「拒絶理由通知」への対応方法についての説明です。
多くの場合、特許庁に商標登録の申請を行い、合格の査定を受けた後は登録証を待つだけのシンプルなプロセスを想像しますが、実際にはそうとは限りません。
商標登録の早期審理制度の注意点
日本では年間10万件以上の商標登録出願が行われており、その全てを特許庁が審査しています。特許庁の審査は東京・虎ノ門の唯一の拠点で行われ、審査官が丁寧に一つひとつチェックするため、通常、出願から審査完了までには約5ヶ月から1年の時間がかかります。