今から随分時間が経ちましたが、特許庁に以前請求した商標登録の無効審判の審決がありました。
ファーイースト国際特許事務所が特許庁に請求した商標登録無効審判において、我々の主張が全面的に認められ、相手方の商標登録を無効とする審決が下されました。事務所内は大いに喜びに包まれたこと、クライアントにこの成果を報告できることは大きな誇りでもあります。
通常、無効審判は、3名の審判官による厳正な審理を経て行われます。特許庁内の審査の上級審に相当し、民事訴訟における地方裁判所の第一審と同等の重要なプロセスです。
相手方の代理人は大手弁護士事務所でしたが、商標登録の専門家として負けるわけにはいかず、全力を尽くしました。
その結果、我々の主張が認められ、勝利を収めることができました。この勝利は、法律に基づいた緻密な論理構築と証拠の積み上げが評価された結果です。
過去にも別の米国の大手企業を相手にした案件で勝利を収めた経験があります。
このような経験を重ねることで、どのような相手でも正々堂々と戦うことで、どのように主張すればよりよい結果を導けるということを実践で学ぶことができます。
あれから随分時間が経ちましたが、このような初心をいつも忘れず、夢をあきらめず、クライアントと共にこれからも全力を尽くしてまいります。
ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247