索引
- 初めに
- (1)コンピューターのクラウド環境は商標区分の第42類から
- (2)クラウド関連役務を指定するだけではウェブサイト回りの権利が抜け落ちる
- (3)クラウドの商標権でホームページ回りの権利漏れ登録が増加している
- (4)まとめ
初めに
私の個人的な思い過ごしであって欲しいと願っているのですが、最近取得された商標権に権利申請漏れがあるものが増加したのではないかとの疑念を私は個人的に持っています。商標権を取得するなら、これは外せないだろうと思われる権利範囲が含まれていない。そんな権利内容に穴がある商標権が増加しているように感じるのです。権利申請もれがある商標権は後になって売却する段階になってから価値が下がります。今回はクラウド回りの商標権で近年何が生じているかを解説します。