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初めに
ここ連日、注意喚起のために商標権の権利申請漏れ疑惑問題をスクープしています。
取得するのに追加料金が発生しない範囲であえてわざわざ取得できる権利範囲を取り忘れたと疑われる商標権が大量発生しています。
今回は、せっけんを権利範囲に含む商標権について、歯磨きを権利範囲に含めるのを忘れた件を取り上げます。
2020年の1年だけで、歯磨きの権利を取り忘れた疑惑のある商標権が一気に1200件以上、前年より増加しています。
仮に権利を取得し忘れた歯磨きの商品について権利を取り直すと仮定すると、権利補充だけで10年分の料金でおよそ5000万円分の権利申請漏れがあったことになります。
最初に追加料金なしで願書に記載するだけで権利が得られたにも関わらず、あえて1年でこれだけの取得されなかった商標権が発生しています。