商標出願は登録査定を受けた後も大事

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特許庁に商標登録出願を終え、無事審査を通過してもそこで終わりではありません。

商標登録が認められた後の重要なステップがまっています。

商標登録はあなたのビジネスのアイデンティティを保護する重要な手段です。審査を無事に通過し、特許庁からの登録査定の通知を受け取ったら、次にどのような手続きが必要になるのでしょうか?以下のポイントを押さえ、商標登録の完了に向けて確実に進めましょう。

1. 情報の確認:あなたの登録内容が正確かチェック

登録されるためには、送られてきた登録査定の謄本に記載された住所や氏名が正しいかを確認することが重要です。万が一、誤りがあった場合も、速やかに修正することが可能です。この段階での正確な情報の確認は、後の段階のトラブルを避けるためにも欠かせません。

うっかり、ビジネスネームで登録してしまったり、現実には存在しない住所で登録してしまうと、後で自分が本当の権利者であることを証明できずに困ります。

2. 修正と更生:誤った情報の修正は可能

氏名や住所が誤って登録された場合でも、更生の手続きを通じて正しい情報に修正することができます。ただし、一度登録証が発行されてしまうと、内容が改変された登録証の再発行は行われないため、最初から正しい情報を登録することが最善です。

3. 住所変更と名義変更:事前の準備が重要

商標登録後に住所や名義を変更する場合、手続きには時間とコストがかかります。可能であれば、登録前にこれらの変更を完了させることをお勧めします。

4. 補正の可能性:登録後の調整

登録料の支払いと同時に、指定商品やサービスの区分についての削除など、補正を行うことができます。しかし、削除した区分に関しては権利が失われるため、慎重に検討する必要があります。

削除する区分に応じて、大きく費用を減額できるため、出願時はよくばり過ぎたけれども冷静に考えてみればここまで広い権利の取得は必要なかった、と思うときもあります。不要な権利範囲の区分がもしあるなら、ばっさり切り落としてしまうのも一つです。

5. 商標権の発生:登録完了後に

商標権は、登録査定の通知を受け取っただけでは発生しません。登録手続きを正式に完了した時点で、初めて商標権が発生します。商標権がいつ発生したかは、登録証に記載されている登録日から確認することができます。

商標登録は、あなたのビジネスを守るための重要なステップです。これらのポイントを押さえ、スムーズな登録手続きを心がけましょう。そして、あなたの商標が正式に保護された登録日から正式に商標権が発生します。

ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247

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