索引
初めに
2020年になって、権利取得漏れが疑われる商標権が大量発生しています。
注意喚起のために連日、具体的な権利取得漏れの実態をスクープしています。
今日は、商標権の権利漏れ事例の中でも、なぜこの様な商標権をお金を払って取得するのか理解し難い例を紹介します。
プラスチックのフタの商標権をお金を払って取得したのに、プラスチック製容器本体の商標権をうっかり権利範囲に含めるのを忘れてしまった事例です。追加しても追加費用はかからないのに、です。
商標登録信任代理数10年連続日本5位内
今回問題となったのは、2013年12月18日に欧州連合知的財産庁に登録申請されたアディダスの三本ライン商標です。この商標は一度2014年5月21日に登録されました。しかしこの登録に不服を申し立てたライバル企業の主張が認められ、欧州裁判所でアディダスの三本ライン商標登録を認めない判断がなされました。
コミテ アンテルナショナル オリンピック(国際オリンピック委員会 、以下「IOC」と略)は平成29年(2017)12月19日に、日本に対して商標登録出願の手続を行いました。
特許庁の商標審査官による審査を経て、平成30年1月8日に審査の合格を知らせる登録査定通知が送達され、平成31年(2019)2月1日に登録、商標権が発生しました。