かつて日本では、商標登録の対象は視覚で確認できるものに限られていました。例えば、文字、図形、記号、さらには三次元の立体的な形状などが商標として認められていました。
ゴールデンウイークは商標登録されていますか?
商標「ゴールデンウイーク」は現在でも商標登録されています。ではゴールデンウイークの言葉は自由に使えないか、というと、そうではありません。商標権の効力は一定の範囲内だけで発生していて、この範囲に触れなければ商標権の侵害にはならないです。
今回は、この範囲の考え方について説明します。
サンリオ「クロミ」裁判問題でフジテレビでコメント
人気のキャラ「クロミ」の生みの親は誰なのか?
サンリオの人気キャラクターの一つである「クロミ」の生みの親が誰かを巡って裁判騒動になっています。
サンリオ側を訴えたのは、アニメ制作会社の「スタジオコメット」です。スタジオコメット側は、社内のデザイナーがクロミのキャラクターの生みの親と主張しています。
仮に、スタジオコメット側がクロミのキャラクターの生みの親であるとして、なぜ、今ごろになって裁判沙汰になるのか。その背景を説明します。
モンシュシュ商標権侵害で損害賠償請求額が約5100万円に!
2013年、大阪高裁の二審で、洋菓子ブランド「モンシュシュ」の商標権侵害に関する争いが決着しました。商標権者であるゴンチャロフ製菓側の主張が認められ、損害賠償請求額は約5100万円と認定されました。