商標権は、こちらのビジネスを象徴する重要な財産です。
特許庁への願書提出から始まり、審査を経て商標権が発生します。このプロセスは、多くの事業体にとって、商標権を得る上で避けることのできないステップになっています。
しかし、商標権を獲得した後、現在使用している商標と登録された商標が異なるケースが生じる場合もありえます。
多くの事業者から寄せられるのが、このような状況における、登録した商標を違う商標に変更する対応方法についての質問です。
実は、願書提出後の商標変更には限界があります。
特許庁では、提出後の商標の変更を認めておらず、補正手続きを通じての変更も法律違反として却下されることが多いのです。
もし、登録済みの商標を変更したい場合、残念ながら新たに出願する必要があります。
つまり、プロセスを最初からやり直すことになります。
さらに、登録から10年経過して更新申請を行う際も、商標を変更したいと思った場合には新たな出願が必要です。
ここで注意すべきは、現在使用している商標と登録商標が異なる場合、商標権による保護を受けられないリスクがあることです。
また、使用されていない商標は取り消されることもあります。
このため、商標の使用状況と登録状況は常に一致させておくことが重要です。
商標登録の変更や更新に関する悩みや疑問があれば、専門家として無料でアドバイスを提供します。商標はあなたのビジネスの顔とも言える大切な資産。適切な手続きと管理で、その価値をしっかりと守りましょう。
商標変更のまとめ
商標変更のステップスルーチェック!
✔️ 商標登録のプロセスって?
→ 特許庁に願書を提出し、審査を受けるのがスタート!
✔️ 商標権が発生したら?
→ 登録後の商標使用と登録内容が異なることも。
✔️ 使用商標の変更はどうすれば?
→ 残念ながら、特許庁への願書提出後の変更手続きは不可能。
✔️ 出願商標の変更は?
→ 補正手続きで変更しようとしても、法的に却下されるケース多数。
✔️ 解決策は?
→ 新たな商標で再出願が必要。手間はかかるけど、これが確実。
✔️ 更新時の商標変更は?
→ 10年後の更新申請でも、変更を希望するなら新規出願が必須。
✔️ 注意点は?
→ 現使用商標と登録商標の相違はリスク。未使用商標は取消しの可能性も。
✔️ アドバイスは必要ですか?
→ 商樤変更の疑問点、無料でアドバイスします。気軽にご連絡を!
ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247