商標登録は、その国における商標の保護を目的としています。
そのため、日本で商標登録をしても、それは日本国内でのみ有効です。
商標登録信任代理数10年連続日本5位内
商標はビジネスにおいて自社のアイデンティティを示す重要な要素です。それは、他社と差別化を図るための強力なツールであり、いわば顧客に対する信頼を築くためのパスポートにもなります。そして商標を守るために、特許庁に対する「商標登録」が不可欠なのです。
しかし、商標登録は国や地域によってその手続きや要件が異なります。今回は「日本における商標登録と、海外における商標登録の違い」について見ていきましょう。国内だけでなく、海外展開を視野に入れている事業体の皆さまにとって、この違いを理解することはビジネスステップの一つとなるでしょう。
*2017.7.28 改訂
索 引
近年、中国では商標登録に関心をもつ人が増大しています。
登録の窓口となっているのは、中国商標局(CTMO)です。正式名称は国家工商行政管理総局。
この機関が中国での申請と登録を一手に取り仕切っています。
中国において「ユニクロ&無印良品&ダイソー」を一つにまとめた様なブランドがはやっていることから、この問題についてフジテレビの世界HOTジャーナルから取材を受けました。