索引
- 初めに
- (1)釣り具の商標権でもマリンスポーツの権利抜けか?
- (2)釣り具の商標権を取得する際に、他のマリンスポーツ用品も無料で権利取得できる
- (3)お客さまの利益の最大化に関心はないのか?
- (4)まとめ
初めに
ここのところ連続して、ここ1〜2年内に登録された商標権に、権利取得漏れが疑われる案件が急増している問題についてスクープを続けています。最近取得された商標権の権利漏れのパターンは決まっていて、商標登録のことを何一つ理解していない人がまとめて願書を作成したら、おそらくこの範囲を落とすだろう、と予測できる範囲があります。そこを集中的に調べると、出るわ出るわで、続々と権利取得漏れが疑われる案件がざくざく出てきます。今回は商標権で釣り具を権利範囲として含みつつ、マリンスポーツの権利がごっそり抜け落ちている案件について詳細にレポートします。