1. 商標調査の結果、希望する商標が他社に先に押さえられていたとしたら
もしかすると、不都合な事実が判明したその時点こそ商標名変更のベストタイミングかもしれません。
商標の登録はビジネスを守る上で非常に重要な要素となります。ただ、これまでご利用になっていた商品名やサービス名、店名、社名等の商標を特許庁で登録しようとして調査してみると、実際は他社によって既に登録されていることがあるのをご存知でしょうか？
2. 商標権侵害のリスクを回避しよう！
もしそのような状態にあると、商標権侵害のトラブルを引き起こす可能性があります。そこでお勧めするのは、今すぐ商標登録の調査を行うことです。
仮に問題がなければ、特許庁で自社の商標を登録してしまい、先に他社に権利を取られてしまわないようにブロックする必要があります。
問題は、実際に調べた場合に、自社にまずい結果がでた場合です。この場合に機動的に対処できるかどうかで将来の展望が異なります。
商標法には、先に商標を使っている場合に認められる先使用権制度があります。
ただし、この先使用権制度は単に先に使用していたという程度では認められる制度ではないです。問題となる他社の商標権が存在する場合に、他社が出願するより前に、相当程度、自社の商標を有名にしている事実の証明が必要になるからです。
認知度を高めることができたとしても、それは問題となる他社の出願より先にその状態に達している必要があります。先使用権が認められるかどうかは裁判所で判断されます。裁判所が納得する証拠を提出できるかどうかにすべてはかかっています。
時には先使用権が認められることもありますが、その確率は非常に低いのが現実です。
3. 他人の商標権との衝突が判明したなら、その時が名前変更の最良のタイミング！
今すぐ対応することで、将来的に遥かに大変な困難やリスクを避けることができます。時間が経つほど名前の変更は困難になりますから、今が最も手間がかからない時期と言えます。
特に実際に他社との商標権侵害訴訟に巻き込まれてしまうと多額の出費を強要されてしまいます。問題のある商標を抱えて損害賠償額をふくらませるよりも、ここですぱっと損切りを行い、また新たな商標を考えて特許庁で登録してしまうのが最も安上がりになります。
4. 無料で商標の調査が可能！
まだ迷っているあなたへ、安心のニュースをお伝えします。商標の調査は無料で承っております。あなたの商標が特許庁で登録可能かどうかの弁理士と弁護士との見解を無料で得ることができます。この機会にぜひご相談ください。安心と信頼の未来のために、今すぐ行動を起こしましょう！お気軽にご連絡ください。
ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247