索引
- 初めに
- (1)商標の区分を指定しても区分全体を指定したことにはならない
- (2)同一区分内には類似商品役務と非類似商品役務が混在する
- (3)化粧品を指定してもせっけん類は商標権でカバーされない
- (4)まとめ
初めに
最近、本来なら1回の手続で商標権の権利範囲を漏れなく取得できたのに、追加料金なしで取得できる権利範囲を確保しないまま成立する商標権が増えています。なぜこの様な権利漏れ商標権が急増したのか、また権利漏れ商標権の取得を防ぐにはどうすればよいかを分かりやすく解説します。
商標登録信任代理数10年連続日本5位内
最近、本来なら1回の手続で商標権の権利範囲を漏れなく取得できたのに、追加料金なしで取得できる権利範囲を確保しないまま成立する商標権が増えています。なぜこの様な権利漏れ商標権が急増したのか、また権利漏れ商標権の取得を防ぐにはどうすればよいかを分かりやすく解説します。
特許庁から発行されている特許行政年次報告書(2018年度版)を参考に、各年度の商標登録出願実効件数と登録数などをFig.1にまとめました。
索 引
先使用権とは、商標登録されていない商標であっても、一定以上有名になった商標については、他人の商標権が存在する場合であっても継続して使用が認められる権利のことをいいます(商標法第32条)。
索 引
特許庁に商標登録出願の手続をすることにより、審査を経て特許庁における設定登録により商標権が発生します。商標権の怖いところは、商標権の存在を知らなくても、商標権に抵触する行為をすれば商標法に違反したとして警告や罰則を適用されることがある、ということです。