索引
- 初めに
- (1)アパレルの商標権でなぜあえて無料で追加できる靴の権利を落として洋服の権利を取得する?
- (2)商標登録出願の目的が、お客さまの知的財産の価値最大化ではなく、業者利益最大化に変わってきているのでは
- (3)権利範囲を狭く申請するとあらゆる場面で権利申請業者が儲かる
- (4)まとめ
初めに
今週は、アパレル分野の商標権について権利取得漏れ問題を集中的にスクープしています。ここ1,2年で生じる商標権の権利範囲が異様に狭くなっていることから、もし素人さんが商標登録の手続きをしたなら、きっと権利漏れを起こすだろうと予測できる範囲を集中的に調べています。予想通り、ざくざく権利申請漏れ疑惑の商標権が見つかります。今回は洋服の商標権に靴の権利が含まれていない事件をスクープします。