商標登録はどこに頼む?オンラインサービスと特許事務所の違いを弁理士が解説

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1. はじめに

「商標登録 オンライン」で検索すると、低価格のオンライン商標登録サービスがいくつも見つかります。一方で、従来型の特許事務所に依頼する選択肢もある。どちらを選ぶべきか。

この判断は「安いからオンライン」「高いけど事務所」という単純な話ではありません。

両者はサービスの構造が違います。その違いを理解した上で、あなたの状況に合った選択をしてください。

なお、「オンライン商標登録」という言葉には2つの意味があります。まずそこから整理します。

2. 「オンライン商標登録」の2つの意味

混同されがちですが、まったく別のものです。

特許庁のオンライン出願(電子出願)

特許庁が提供する「インターネット出願ソフト」を使って、出願書類を電子的に提出する制度です。紙で郵送する代わりに、電子データで出願できます。

これは出願の「手段」です。電子出願で提出しても、紙で提出しても、商標の審査内容は同じです。特許事務所も、ほとんどの場合はこの電子出願を利用しています。

民間のオンライン商標登録サービス

Webサイト上で商標を入力すると、AIや自動化システムが出願書類を生成し、弁理士名義で特許庁に出願するサービスです。

こちらは出願の「依頼先」です。特許事務所の代わりに、オンラインプラットフォームを通じて出願する形になります。

以下では、この「民間のオンライン商標登録サービス」と「特許事務所」の違いを解説します。

3. オンライン商標登録サービスの仕組み

近年、商標登録の分野でもIT化が進み、AIを活用したオンラインサービスが増えています。

メリット

手軽に始められます。Webフォームに商標を入力するだけで、先行商標の簡易検索や区分の提案が自動的に行われます。

料金は従来の特許事務所より安い場合が多い。人件費を抑えた構造だからです。

24時間いつでもアクセスできるため、自分のペースで進められます。

注意すべき点

自動検索の限界があります。文字の完全一致は検出できますが、称呼類似(読み方が似ている)や、観念類似(意味が似ている)の判断は、AIの精度に依存します。

担当者が誰なのか見えにくい構造があります。最終的には弁理士名義で出願されますが、あなたの案件を実際に検討する弁理士と、直接やりとりできるかどうかはサービスによります。

拒絶理由通知が届いた場合の対応力に差があります。意見書・補正書の作成は定型化しにくく、個別の判断が必要な領域です。追加費用が発生するか、対応範囲外となるサービスもあります。

4. 特許事務所に依頼する場合の仕組み

特許事務所に依頼すると、弁理士が出願の全工程に関与します。ただし「特許事務所」と一口に言っても、中身は事務所によって異なります。

大規模事務所の構造

大手事務所では、相談窓口のスタッフと、実際に書類を作成する弁理士が別の人であることがあります。また、受任した案件を外部の弁理士に再委託するケースもあります。依頼者からは、実際に誰が担当しているのか分かりにくいことがあります。

中小規模事務所の構造

事務所の規模が小さいほど、担当弁理士との距離が近くなります。相談から出願、拒絶対応まで、同じ弁理士が一貫して対応するケースが増えます。

特許事務所に依頼する意味は、経験に基づく判断が得られる点にあります。先行商標調査の精度、指定商品・役務の設計、拒絶理由への対応。いずれも実務経験がものを言う領域です。

注意すべき点は、費用がオンラインサービスより高くなることです。ベテラン弁理士が時間をかけて案件を検討するため、その人件費が料金に反映されます。

5. どちらを選ぶべきか?判断の基準

「オンラインサービスか、特許事務所か」を決める前に、次の問いに答えてみてください。

出願するだけでよいのか、登録まで確実にしたいのか

出願書類を特許庁に提出することが目的なら、オンラインサービスでも対応できます。

しかし、登録を確実にしたいなら、出願前の調査と出願戦略が重要です。ここは人の判断が入る領域です。

事業にとって、その商標はどれくらい重要か

会社名、主力商品のブランド名、店名。事業の根幹に関わる商標であれば、出願のミスが事業リスクに直結します。

一方、テスト的に使うサブブランドや、限定的なキャンペーン名であれば、リスクは限定的です。

拒絶された場合に、自分で対応できるか

商標出願は一定の割合で拒絶理由通知が届きます。その際に意見書を書く必要があります。

自分で対応できるなら問題ありません。対応が難しいなら、最初から弁理士に任せる方が結果的に安上がりです。

担当者と直接話したいか

オンラインサービスはチャットやメールが中心です。担当者の顔が見えないことが多い。

弁理士と直接話して、自分の事業を理解した上で出願設計をしてほしいなら、特許事務所が適しています。

6. まとめ:大事なのは「誰が見てくれるか」

商標登録の依頼先は、料金だけでは比較できません。

オンラインサービスは手軽で安い。特許事務所は経験ある弁理士の判断が得られる。

どちらが良い・悪いではありません。あなたの商標が事業にとってどれほど重要かで、選ぶべき依頼先が変わります。

当事務所では、実務10年以上の現役弁理士・弁護士がお客さまの直担当になります。下請け丸投げはしません。無資格者が担当になることもありません。

それが良いと言ってくださるお客さまに対して、全力投球します。

費用の考え方については「費用について」をご覧ください。

商標登録を検討されている方は、まず無料調査からご利用ください。無料調査の結果、出願できそうであれば見積書をご案内します。見積書のゴーサインをいただかない限り、何も進みませんのでご安心ください。

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ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247

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