商標登録の話題

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ドライバーの味方「道の駅」を支える商標登録

(1)全国に広がった1,117もの「道の駅」

(1–1)「道の駅」とは?

「道の駅」の始まりは、1993年。
それまでに比べ、高齢者や女性のドライバー、長距離ドライブの機会などがふえたことにより、一般道路でも安心して立ち寄れる休憩施設の必要性が高まったことによります。

「道の駅」は、まず市町村が申請を行い、国土交通省道路局によって登録されます。制度開始以来、順調な広がりをみせ、現在ではすべての都道府県に設置されています。

全国にある「道の駅」の合計は、2017年4月の時点で1,117にもなっています。

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愛され続けるパンダの名前と商標登録のかかわり

(1)赤ちゃんパンダの名前が決定するまで

(1−1)上野動物園で5年ぶりのパンダ誕生

シャンシャンが誕生したのは、2017年6月12日。
上野動物園でのパンダの赤ちゃんの誕生は、実に5年ぶりのことでした。

2012年に生まれた赤ちゃんは、生後6日で肺炎によって急死してしまいました。
同じ悲しみを繰り返さないよう、関係者は24時間態勢の保育を続けていきます。

誕生から2日後に行われた測定では、体長は14.3センチ、体重は147グラムという小ささだったので、その頼りなさがよくわかりますね。

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商標登録されている個性あふれる美術館〜招き猫美術館

(1)幸せを運んでくる招き猫に親しむ空間

(1−1)のどかな山あいでの和みのひととき

岡山駅から車で20分ほど走ると、山あいの風景に溶け込んだ美術館にたどり着きます。

この招き猫美術館は、1994年10月10日、招き猫をテーマにした日本初の美術館として、金山寺の境内にオープンしました。その後、1998年に約800メートルほど離れた現在の場所に移転しています。

建築デザイナーだった初代館長・虫明昭夫氏は、招き猫は庶民芸術の代表であり、世界に誇れるものの1つであると感じ、その愛らしさに魅せられて収集を始めました。

そして地域の活性化に役立たせるとともに、これまで人々に幸せを運んできた招き猫というものを、もう1度大切に育てていこうと、この美術館を開館しました。

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職人の思いがこもった「菓銘」にも商標の保護が必要です

(1)菓銘を知り、より深く和菓子を味わいましょう

和菓子店に足を運ぶと、みたらし団子や大福をはじめ、さまざまな商品が並んでいます。
なかには繊細な細工を施されたものもあり、食べるのがもったいないくらいですね。

このような和菓子の魅力は味だけでなく、美しいかたちを眺め、季節の情景などを感じ取れる点にもあります。

そして耳で味わうことができるのが、菓銘です。
菓銘には、古典文学や和歌から引用した語句や、土地の歴史を映し取ったものなど、趣きのある言葉が用いられており、小さな和菓子に込められたさまざまな背景を感じ取ることができます。

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商標登録されている「離島キッチン」で味わう島の魅力

(1)各地の島の料理が堪能できる「離島キッチン」とは?

(1-1)料理の背景にある歴史や物語にふれられる店に

「離島キッチン」は、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)の観光協会によって運営され、島の食事を味わうだけでなく、その背景にある歴史や文化、多様な物語を楽しめる店をコンセプトにしています。

ここでは海士町のほかにも、各地の離島の名物料理や地酒を楽しむことができ、利尻島や八丈島、五島列島や宮古島など、1度の食事でいくつもの島をめぐることができます。

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