特許庁

無料商標調査 次回定休日:4/30-5/2

商標権の行使時期は商標権者の自由

商標権の行使時期は商標権者の自由

1. はじめに

ある製品やサービスが特定の企業から提供されていることを消費者に明確に伝えるための手がかりになるみちしるべ、それが「商標」です。

例えば、ある自動車が「HONDA」の製品であること、ある時計が「CASIO」の製品であることを示すのが商標です。これらの商標は、それぞれの企業の品質と信頼性を象徴し、消費者が商品の購入をする際の重要な基準となります。

そして、この商標を保護し、その使用権を管理することが「商標権」です。商標権は企業にとっての貴重な資産であり、商標を保護し、他社による不適切な使用から保護する役割を果たします。これにより、企業は自社の製品やサービスの品質を保証し、自社の評価を高めることが可能になります。

Read more

先手必勝の商標出願制度:12日間が勝負を分けた商標登録

先手必勝の商標出願制度:12日間が勝負を分けた商標登録

1. はじめに

ビジネスの開始前に調べたが問題となる他社の商標は存在しないことを確認した後でも、商標権侵害のトラブルに巻き込まれることがあります。

商標出願制度は先に特許庁に出願手続を済ませた者が権利者になる制度ですから、商標を調べるだけで実際に特許庁に手続をしていなければ、後から他人にこちらの商標権を取られてしまう場合があります。

なぜこの様な制度になっているのか、実際の事例はどうかのかを解説します。

Read more

一商標一出願の原則とは?願書記載の鉄則

一商標一出願の原則とは?願書記載の鉄則

一商標一出願の原則とは、商標登録出願の際に、「一つの申請の願書には、一つの商標だけを含める」というルールです。

商標を申請する際の原則として、一つの申請願書の商標欄には一つの商標しか記述することができません。

特許庁への商標登録申請は、一つの商標につき一つの申請となるのです。

Read more

商標登録出願の否定的な審査結果に対応するには?

商標登録出願の否定的な審査結果に対応するには?

商標登録出願を特許庁にすると、その内容について審査されます。審査官が審査に合格できない理由を発見すると、出願人に拒絶理由の通知を行います。

商標法には審査に合格できばい場合の規定が列挙されていて、この規定の全てをクリアしないと審査に合格できないです。審査に合格できない場合に発行される拒絶理由通知には下記の注意点があります。

Read more